アラーキーこと荒木経惟の、ベルリンでの展覧会の模様を撮ったフィルム。会場には、モノクロの「緊縛」シリーズからの100点が展示された。昔から思うのだが、写真家というのには二つタイプがあって、えらく匂いがしてきそうな写真を撮る写真家と、無臭性の写真をとるタイプに分かれるような気がする。荒木経惟の場合は前者で、日本という国のある一面の体臭みたいなものを非常にうまく捉える写真家だと、常々関心させられる。ちょうど、日本社会の雌しべの部分をヘッドスペース分析 (Headspace analysis) して、写真で再表現したような…