Photo © Yuichi Higurashi
 
We usually show houses and have hardly shown anything that’s called factory (except for Ferrari’s). This is an exception since the blog used to speak about perfumers and companies that make fragrances and flavors. I’ve never heard of a flavors and fragrances company called Sakae Aromatic. This is certainly not like the facilities of International Flavors and Fragrances in Hazlet, New Jersey… it’s sort of like comparing a mouse to an elephant. Nonetheless, I like this clean and intimate design without much frills.

Click on each image for larger view.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Photos © Yuichi Higurashi, aoydesign
 
Who: Shigeo Aoyama and Yukiko Sumitani
What: Lab and Factory of a flavors and fragrances company
Where: Sayama City, Saitama Prefecture
When: February 2008
How: Two-story steel frame construction
Total Floor Area: 16,964 square feet (1,576m²)
 

Written by:

A sculptor living in New York

4 Comments

  • ug

    今晩は。少し前からNobiさんのブログ(香水関連)を読ませて頂いてます。
    Nobiさんの何処と無く、香水業界に対しての絶望のようなものと、今後何かしらが起こるのではないかという希望(奮起させるようなもの)が入り混じっている文面は、あまり表に出ない特殊な業界の内側をリアルに綴っているのでとても考え深いものです。
    自分は以前は香水と言うものが商業的なただの「香りのする水」と捉えていたのですが、偶然「調香師」の存在を知り、またそこから本当に入り口の部分ですが「香水」の芸術性というか、奥深さ、背景の物語等を知るにつれ、半ば虜になってしまったようです。(時期的には遅かったのか・・・)
    安価でいわば「いい匂い」の香水(又はそれを作る調香師)と、知識を持った人間が天然香料等を売りに作る「いい匂い」の香水(又はそれを作る調香師)は多少なり日本にもいるそうですが、業界に衝撃を与えるほどの人材はいないそうですね。
    以前Nobiさんがおっしゃっていた未来の調香師のスポット、そこへたどり着くまでのレールに乗るのには、日本で学ぶ(職に就く)のはやはり路線違いの乗車のようなものなのでしょうか。
    いつになるか分かりませんが、次回の更新も楽しみにしてます。

  • Nobi

    日本で学ぶことや職に就くということが、『路線違いの乗車』になるとは思いません。日本の香料会社にも非常に優れた調香師がいます。日本の場合は、ファインフレグランスの需要がほとんどないため、ビューティケアとトイレタリーが専門になりますが、トイレタリーの分野では世界的な活躍をしている方が数名います。ビューティケアとトイレタリーは、これから面白くなると分野でしょう。個人的には、ビューティケアとトイレタリーを軽視する若い調香師には、あまり将来性を感じていません。

  • ug

    私自身、香り・香水、またその業界について知識が全く乏しいものという点を半ばご了承下さい。
    日本でのファインフレグランスの需要が乏しく、日本での調香師はその点からはずれているという点はNobiさんの以前の文献及び他の文献でも目にしたことがあります。
    決してビューティケア・トイレタリー等の調香師を軽視する訳ではありませんが、やはり個人的には調香師と言われるとやはり「香水」(ファインフレグランス)を思い浮かべ、(一般的な)その調香師の項目(ファインフレグランス)に日本人の名前が少ない(見当たらない?)のは少し残念な気がします。
    そこは、香り(ファインフレグランス)の文化の歴史の差なのか、はたまた需要が少ない為に作らないだけなのか。
    現在日本にいる調香師がファインフレグランスを作ろうと思えば、世に名が知られている調香師に負けず劣らずの物が作れるアイデンティティ&スキルがあるのか。それがあれば、実際有名ブランドの香水を日本人調香師が手がけるという具合になったであろうものなのか・・・(いや、ただ私が知らないだけなのか・・・)

    ファインフレグランスとビューティケア・トイレタリーの香りを作る「感覚・感性」は、香りを創る調香師の中でもかなり異なるものなのでしょうか?(創る趣旨が違うんで違うと言われれば違うのかなとは思いますが、いわゆる、一般的に世に名が知れているファインフレグランスの名創香師なら、ビューティーケア・トイレタリーの香りも一味違ったものになる可能性が高いという事なのかなということです。またその逆も。)

    前回の全くの素人の私のコメントに回答していただきありがとうございました。

  • ug

    所謂、「ファインフレグランス界」でのトップの調香師の方々が、トイレタリー・フレーバーに関してそのような考えを持っているという事は、ある意味、トイレタリー等の方で頑張っている日本人調香師も今後、更に目を向けられていく可能性が高まっていくという事になると喜ばしい事です。また、その「ファインフレグランス」・「トイレタリー・ビューティーケア」の垣根が無くなっていくということは、更にいろんな意味で技術・センス・知識・先見の目等が必要になるのでしょうか。

    「香水」は映画・小説等で度々題材や一節として出てきた印象があります(ミツコや「フランスの香水」という一節も)。その内、同じように「トイレタリー・ビューティケア」の香りもそのような芸術的な側面を持ったものになっていくのでしょうか。個人的には、香水よりも香りに「個性」を持たせる事が難しいような気がします。

    「ファインフレグランス」で表現できる”香りの幅”、「トイレタリー・ビューティーケア」で表現できる”香りの幅”はやはり異なるのでしょうか?(予算や成分の安全性、メーカーの要望等などの諸事情が絡まってくると思いますが・・・)

    ちなみに個人的に気になっているのことがあります。
    新しいゲランの調香師にNobiさんのご友人の「ティエリー・ワッサー」がなられたそうですが、私がついこの間購入した「ゲラン 香りの世界への旅(邦訳)」ジャンポール・ゲラン著に、代々親族から調香師が輩出されているそうですが、彼はゲランの親族の方なのですか?

    もう一点は、「エスパフューム」の事です。

    最近、Nobiさんの「香り」に関する記事の更新が多いので楽しみにしています。

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